漬け物製作記

美味しい漬け物を漬けています

京本大我、安井謙太郎でロミジュリをやったら

~もしも京本大我安井謙太郎
ロミオとジュリエットを演ったら~

※独断と偏見による妄想です※

【side K】

ロミオ:京本大我
ティボルト:松村北斗
ベンヴォーリオ:安井謙太郎
マーキューシオ:森田美勇人
ロレンス神父:塚田僚一
死:岩本照
パリス:仲田拡輝
モンタギュー卿:京本政樹

みどころ
・京本ロミオの声とお顔と演技と、指先から足の爪先まで、全て
・京本ロミオ「AEDAEDを!」森田マーキュ「ロミオ、ここはマウストゥーマウスじゃないか…?」ベン安井「(…)」
・北斗ティボ「初めて女を知ったのは15の夏だった…ブロンド、ブルネット、あらゆる類の女を抱いてきた…」
・タバコをすったり、女に服を脱がされたりする北斗ティボ
・京本親子(ただ自分が観たいだけ)
・ひーちゃんの筋肉
・ウザイケメン仲田パリス(銀髪横流しで)
プロテイン製作に励む塚田ロレンス、に抱きつく京本ロミオ
・ナイフ振り回す狂犬森田
・京安の腕の中で死ぬ森田
・安井ベン「もうオレと君しか残っていないことを…」


【side Y】

ロミオ:安井謙太郎
ティボルト:京本大我
ベンヴォーリオ:岸優太/阿部顕嵐
マーキューシオ:阿部顕嵐/岸優太
ロレンス神父:諸星翔希
死:森田美勇人
パリス:田中樹
モンタギュー卿:錦織一清

みどころ
ヴェローナの太陽のような安井ロミオ「女たちは僕のことを、追いかけてくる何もしなくても」
・従姉妹を愛して、叔母と不貞の京本ティボ、不幸のどん底の美
・ベンヴォとマーキュどちらも合うのできしあらダブルで美味しくいただきたい
・狂犬(わんこ)岸くん、ビジュアル系あらん、しぬ岸くん、しぬあらん、全部美味しい
・ウザイケメン田中パリス、出来れば金髪でチャラチャラの成金風が良い
・死の森田のダンス、間違いない
・諸星ロレンスはモロササイズをYouTubeに上げてるユーチューバー、そして安諸のコント
・錦織モンタギュー卿も念願の安井くんとの親子役を自分が観たいだけ


※両ジュリエット:なんかとにかく可愛くて歌上手い美少女

京本大我、「スーベニア」~騒音の歌姫~ を経て

「スーベニア」~騒音の歌姫~ 観劇を経て

 

「スーベニアに京本大我が出演します」というメールが来たとき、本当に嬉しかったしびっくりした。一部表記に気に入らない点もあったけど()とにかく外部のミュージカルにまた起用して貰えたことが嬉しかったです。

が、しかし程なくして他のキャストが発表されて、するとなんだか不思議な感じが…。

先に発表されたのが大我だったから普通に同世代の若手が来るのかと思ってました。主演の三田さんはそういう役だからまだしも、大我以外のキャストが軒並み30代。ふと脳裏によぎってしまったのは、この発表があった1月ごろ…その直前に生放送でジャニーズ界を騒がせた人でした。

実際の真相なんてきっと分かりませんが、もともとストプレ作品だったとか、作曲家さんが急遽一気に曲を書き下ろしたと言っていたりとか、共演者の方を見てみると、とか…(笑)

でもそんなことは決まってしまったら仕方が無い、やるしかないんです。むしろ、様々な条件をクリアしてこのスーベニアという作品に京本大我を起用してくれたんだから、そこを任されたこと自体がやっぱり嬉しかったです。

 

そしてもうひとつの不安はやはり三田さんの前回の作品があまり評判が良くなかったことです。って言っても私はファウストを観ていないので実際はそれがどんなものだったのかは分からなかったのですが、脚本家の方が違うらしいと聞いたので、少しは救われましたが、変に身構えてしまって始まるまでドキドキでした(笑)

そんなわけもあって、作品全体としての期待値はかなり低めで臨んでしまったのですが、こんなに素晴らしい思い出になる作品だとは思ってもいませんでした。

 

 

・初日~序盤、惨劇の2公演目、あの人の観劇

そして、迎えたシアターコクーンでの初日公演。やべえな、こりゃエリザベート並に結構ドキドキしてるぞ…と思いながら観ました。

正直な初見の感想は「思ってたより面白い、割と通えるかもしれない…(笑)」でした。

千秋楽を終えた今思い起こしてみれば、そりゃ確かに全然100まで達してないような初日だったかもしれませんが、なんせもっと酷いものを想定していただけに「全然大丈夫じゃん!歌もダンスもあるし!」って感じでした。

こういったジャニーズ斡旋の外部舞台の特徴なのかもしれませんが、大我が与えられたホフマン・デュークという役も含め全ての人物がとにかく台詞の量が凄まじくて、台詞芸の印象がありましたが、その長台詞もそつなくこなしていました。1回噛んだだけどね!でも初日は美香さん以外の全キャストが1回ずつ噛んでた記憶があります(笑)

 

大我に関して言えば、直前までドラマの撮影やジャニワの公演が続いていた少ない時間の中であの長台詞と歌とダンスを叩き込んだんだから、やっぱり凄いなという気持ちで初日を終えました。

が、しかし…

悲劇は二日目の昼公演に起きました。

忘れもしない、二日目の昼公演。冒頭の夜の女王のアリアのシーンで三田さんが台詞をすっ飛ばしたんですよね…。事件の瞬間は、まだ1公演しか見ていなかった私は流れを覚えていなかったので「ん?」と思ったんですが、三田さんが台詞を途中で切ってしまい、ミーシャ菊地さんが下手から上手に移動しても続きが出てこないのでキャスト全員の頭に「?」が…(笑)

で、みなさんじわじわと状況に気付き始めます。多分三田さんも気付いたんですよね、でも一度止まってしまった舞台はシーンとした空気が流れ…その流れを切ったのがミーシャでした「大丈夫ですかジェンキンスさん、気分が優れないように見えます。一度お部屋にお戻りしましょうか?」と、最大限自然な流れで一旦2人で袖に捌けていきます。そして残されてしまったのはコスメとタイラー(笑)でもこのタイミングで二人に場を任せてとりあえず捌ける選択を取った美香さんの判断力と度胸、凄いと思います。

そしてここからオレさんと池田さんの2人によるガチ即興アドリブが始まったわけですが……もう!怖くて怖くて!ほんと観てられなかった!www観てるこっちも冷や汗がやばくて、耳を塞ぐわけにはいかないので声は聞いてましたが目は閉じてましたw

聞こえてくる2人の声と緊張感はきっと一生忘れられないスーベニアになったことでしょう…(笑)何喋ってたかな、と思い出してみると。「それにしても本当に凄いピアノだな」とか「そりゃあ石油王の遺産だからな!」とか「今の安月給のアルバイトとは比べ物にならないくらいもらえるかな」とか「俺もこんなピアノ買えるようになるかな」とか「ちゃんとやれば大丈夫さ」とか。「なあもう一回ひかせて貰っても良いかな?」と言ってオレさんが即興でピアノ弾き始めたときは震えました。芸は身を助ける。

しばらくして、段取りを決めた三田さんと美香さんが戻ってきて何とか立て直しましたが、今思えば逆にめんたまかっ開いて観ておけば良かったのかもしれないです。

幸いこのシーン、まだデュークはまだ浄水器を売りに来ていないので舞台上にはいなかったのですが、この状況を捌かなくてはいけない羽目になってたらどうなっていたかと思うと今でも恐ろしいです。出来るのかな、でも出来なきゃいけないんですよねきっと。袖でどんな思いでこのシーンを見ていたのか、大我に聞いてみたいです。

ここ数年のジャニーズ舞台でよくやってる茶番のようなショーマストゴーオンよりも、何百倍もショーマストゴーオンを肌で感じた公演でした(笑)

 

そしてこの次の夜公演では、大我にとって大事な大事なJr.メンバー仲間の安井謙太郎くんが観劇に来てくれました。最速で、誰にも何も言われず自分でも何も言わず、ひとりで観に来てくれました。とても嬉しかったです。

観に行く前に連絡を取ったのかどうか、楽屋で会ったのかどうか、何か挨拶や会話でもしたのか、そんなことは私には知り得ませんが、ひとりで観劇している安井くんはとてもスマートで格好良かったです。ジャケットを翻して肩にかけながら歩く姿はザ・ジャニーズでしたが(笑)

 

 

・”京本大我のおトークショー”

いまでは恒例となったその京本大我おトークショー」もこの公演から始まりました。

今となっては本人がそういうキャラ付も含めて人気があるのを分かってやってると思うので仕方がないんですが、本当はあんまり自分でバカバカ言ってほしくないんですよね。だって カーテンコールでの挨拶も含めて、本当にバカだったらあんなに立派にこなせないと思うんです。

凛々しい立ち姿と明瞭な声、カテコ挨拶は本当に大好きでした。

ま、おトークショーは楽しいので全然良いんですけどね!根っこの部分でちょっと抜けてるところがあるのは事実なので(笑)

 

ストーリーソングステラーの方とのおトークショーは何度も楽しい時間を過ごさせてもらいましたが、特に楽しかったのはやはり最初の新妻聖子さんとゴスペラーズのみなさん!

 

新妻さんの時はとにかく大我も緊張しているようで、緊張からか逆にペラペラペラペラよく喋る。しかもどういうスタンスでこのコーナーを進めたら良いのか大我もまだ手探りだったため新妻さんから逆に質問されてしまって、司会とゲストの立場が逆転したり。でも新妻さんが凄く優しく話してくれて最初のゲストが新妻さんで良かったなあ、と思いました。

途中から、新妻さんとも仲良しということで、ミーシャ役の菊地美香さんも登場して3人でおトークする形に。呼ばれて出てきた美香さんがパタパタ走って新妻さんの腕にキュっとしがみついた二人で大我を見つめてたときは可愛すぎて禿げそうでした。

大我も大我で、美香さんから「聖子ちゃんは結構ドSの肉食系だよ」と言われたのに対して

「マジですか!逆に燃えますね!!」とぶっぱなしたり、

新妻さんから「客席から見てたら少年のように見えたけど、こうしてみるとちゃんと大人なんですね」と言われたのに対して

「そうなんですよ、ギャップ萌えってやつです」とぶっ飛ばしたり(笑)

そしてそんな大我を見て「あちゃー…(笑)」と頭を抱えて笑う安井くんもセットでみんなまとめて愛おしい。最高の空間でした。

 

そしてゴスペラーズさんがゲストの回。ゴスペラーズさんは人数も多かったのでまず登場するところからみなさんが大我と握手をしてくれたので、握手会みたいになっていて、ぺこぺこしながら「なんか握手会みたい!」とはしゃぐ大我さん(笑)

人数が多いのということもあり、ゴスペラーズのみなさんがたくさん喋ってくれるのでおトークは弾みます。そんなうちに、手越君が大好きな大我は、以前歌番組でゴスペラーズとテゴマスでコラボした「ひとり」が大好きだという話になり、するとなんとゴスペラーズさんが「じゃぁ、ちょっとやってみる?」と!!!

そして舞い上がって慌てる大我に観客から盛大な拍手が。ゴスペラーズさんが「1音出すからやってみよう」とピアノに駆け寄ってポーンと1音……。

 

『愛してるって最近 言わなくなったのは

本当にあなたを 愛し始めたから♪』

 

すすすすすすすすすすすごかった!!!!!!!!!(感動しすぎて語彙力の無さが)

 

大我のリードボーカルに合わせてみなさんがコーラスを入れてくれて、なんだかとんでもない仕上がりになっていました。Aメロだけかと思いきや、みなさんがサビまで導いてくださって、サビまで歌い切ります。

観客も袖から見ているキャストとスタッフも全員が拍手喝采の大盛り上がり。ゴスペラーズの皆さんも「すごいよ!かんぺき!本当に打ち合わせ何にもしてないんですよ!?」と興奮しながら褒めてくれてとて嬉しかったです。

もちろん一番嬉しそうだったのは京本大我本人で、あんなに楽しくてうれしそうな顔久しぶりに見ました。ソロコンサートのようで…「あ、今年のシアタークリエいま終わったな…(笑)」と思いました。

ファンとしてこの機会に立ち会えて本当に良かったです。いつかまた、本当に歌番組で共演することが出来たらどんなに素晴らしいか、その時が来るのを楽しみにしたいです。

 

中川晃教さんとのおトークショーもとても良かったです。あっきーちゃん、大我ちゃん、なんて呼び合ってたりして(笑)

嬉しかったのは中川さんが話の流れで自然に「闇が広がる!」と言い出して大我の手を取って、トートとルドルフの闇が広がるダンスを再現してくれたことですよね!

数々のミュージカルの出演している中川さんにまでちゃんとエリザベートのルドルフやった人だって認識してもらえていたことが嬉しかったです。

なんならこの回でもこのままふたりで「闇が広がる」を熱唱してくれても良かったなあと、今では思います。いつか、いつかね!

 

 

・成長した中盤

シアターコクーンでの公演が中盤に差し掛かると、少人数カンパニーの良さが凄く分かってきました。

最初は少し硬いところがあったカンパニーがどんどん仲良くなっているのが舞台からも伝わってきて、演技に温かさが出てきたんですよね。このころからアドリブなんかも飛び出したりして、大我は「ドギドギとマギマギがこう…」のところを「ドギちゃんとマギちゃんが出会って…」に変えたり、オレノさんは序盤でピアノに触れるシーンを「初恋のよう…!失恋のよう…」と例えたり。

最初のシーンでコーヒー(?)を飲むコスメの「あちっ」が天丼になったり、回を増すごとにどもるセリフがオーバーになっていくのが面白くてたまらなかったです。

そんなコスメの笑わせてくる演技に何度か三田さんが釣られてしまって笑いが止まらなくなってしまう1~2回もありました(笑)ジェンキンスがボケの立場で笑ってはいけない役だと思うんですが、コスメがこけるというかのた打ち回るようにドタバタしてるのでなかなか堪える方も大変だったと思います。

それくらい、オレノさんは毎日毎日笑わせてもらいました。やはり最初は目当ての役者以外のことは性格やキャラをあまり知らないので「ここは笑うところなのか?」と身構えてしまって固くなってたのかもしれません。でも観劇を続けるうちにカンパニー全体に愛着が沸いてきて、いろんなシーンで自然に笑えるようになりました。

演劇の形は色々あるので、これが正解というわけではないのかもしれませんが、普段観ているステージは知っている人ばかりが出ていてお決まりの流れや定番のネタをやることが多いものが多いので、観劇を通して2度目3度目の方が楽しいという舞台が久しぶりでした。

まあ、ジャニーズ舞台は観てる客に助けられすぎなんですよね。金は湯水のように使えますけどね。

 

 

・事実がもとになったストーリーについて

さて、この「スーベニア」~騒音の歌姫~というミュージカル(音楽劇?)ですが

三田さんも仰っていたとおり、実在した人物の話を基にしているというのがとても興味深かったです。

類稀なる奇跡の実話なことには変わりありませんが、作り物の夢物語ではないリアルな人間味がたくさんちりばめられていた気がします。とはいえもちろん舞台として脚色されているので、後付けのキャラクターもいるとは思うんですが(デュークなんてまさにそれ)ジェンキンスとコスメの年月の経過による気持ちの変化を考えるとまた別の感動がありました。

ジェンキンスは果たして自分の音痴に気づいていたのか?

史実の話では、自覚はあったという説もあるようです。この作品の筋立てとしては、基本的には超自信家で超ポジティブで気付いておらず、最後の「アヴェ・マリア」は静かな曲だったから客席の笑い声に気付いてしまった?というようなニュアンスだったように思えます。実際にもカーネギーホールでのコンサートの後、酷評されていた新聞記事を見てショックを受けていたようだ、とかなんとか。あくまでもジェンキンスを知る人たちの証言に基づく、ということらしいのでひとつの仮定ですが。

美香さんもカテコトークで言っていたように、このお話はみんなが出会ってから何十年もの時が流れるお話で、最初はよそよそしかったみんなが最後には家族のようになっています。だから登場人物の心情の変化も繊細で、ひとつひとつのシーンでも変化があるように思えました。

そのなが~いジェンキンスジェンキンスの仲間たちのお話をやるにしては3時間ちょいじゃ尺が足りない気もしましたが…実際公演時間はどんどん伸びて行ってましたしね。少し欲を言うならばセリフや立ち語りをもう少し減らして、デュークやタイラーにも何曲かメインのソロ曲が欲しかったかな。

 

 

・各楽曲について

今回の楽曲はどうやら後から急遽書き下ろされたものが多かったようでしたが、それでも素晴らしい曲が揃っていました。

カテコでも使われていたタイトル曲「スーベニア」

アカペラ版やダンス版があり、物語のキーソングとなっていた「クレイジー・リズム」

デューク・タイラー・ジャニスの「全部君しだい」

ミーシャの「夢をともに」

他にも何曲か既存の曲やオリジナル曲がありましたが、私が一番泣けたのはミーシャの「夢をともに」でした。歌詞が良いんです、そしてこのメロディも菊地さんに歌われるために誕生したんじゃないかってくらい菊地さんのカナリアのような美声と相まって、毎回泣いてました。

デュークも「全部君しだい」は回を増すごとに気持ちと熱がこもってきたみたいで、帝劇のルドルフか!ってくらいの迫力と声量で歌い上げていました。

途中からどの曲も拍手が沸き起こるようになっていて感動したのを覚えています。

いつまでも頭に残っているのは「クレイジー・リズム」と「スーベニア」でした。風呂の途中や寝る前に頭の中に流れてくるんですよね。観すぎなんですよね…(笑)

上記2曲はダンスもガッツリあって、見ていてとても楽しかったです。京本大我はとにかくクレイジーリズムでの腰のスイングが凄かった!ジャズダンスとかスイングみたいなものは普段のステージではあんまり見ないので新鮮だったけど、とにかく似合いすぎてました!

「わたしを 離さない あなたの『魅力』」で指で撃つところね、ここね。最高です。

「クレイジーリズム~ぅ~ぅ~ぅ~ぅ~」の振り向きも、たまらん。振付のことを書くと途端に文章がめちゃくちゃになりますがご了承ください(笑)言葉を知らないんです。

「スーベニア」でもデュークのソロパートの動きは初日と楽じゃかなり違うものになってたんじゃないでしょうか。最初は堅かったのがだんだんとアメリカンなオーバーな動作が増えてきて凄く良くなってました。

 

 

・完成された終盤~大阪公演、京本大我の演技力と成長、副座長挨拶

そして迎えた大阪公演、大千秋楽。

 東京の千秋楽では大我は泣きませんでした。

しかし、大阪の大千秋楽、2幕のジェンキンスとデュークのラストシーン。 

 

デューク「イエスです…(震え声)イエスです…!(震えながら泣きに)イエスイエス……!(顔がぐしゃっと)……イエスです!!(涙でぐしゃぐしゃの笑顔)」

 

俳優・京本大我を見た瞬間でした。

この日の京本大我はきっと一生想い出に残ると思いました。

泣きの演技はいままでも何度もやって来ていましたが、ちゃんと涙を流すっていうのは誰でも出来ることではないと思うんです。

千秋楽だから感極まって泣いてしまったのかもしれませんが、私は「これは計画的に溜めて溜めて、涙を流したんだ。最高の演技だ」と思いました。

こんな演技が出来るようになったのか、と、このシーンのあとの暗転と同時に涙が溢れて止まりませんでした。

そしてそれを裏付けるかの如く、カテコ挨拶では涙ぐむこともなく至ってきっちりしっかりとしてて凛々しくいつも通りの挨拶をして、三田さんのエスコートをこなして。

ひとりの男性として素晴らしい立ち姿でした。

 

最初はどうなるかまったく予想もつかない舞台でしたが、こんなに温かい舞台になるとは思いませんでした。

このスーベニアを通してちゃんと進化(深化)出来た京本大我も本当に凄いことだと思うんです。

シアターコクーンにジャニーズJr.という身でひとりで立ち、座長補佐としての役目をこなしたということは、きっと今後の大我の糧になることを信じています。

 

 

「スーベニア」~騒音の歌姫~

素晴らしい想い出をありがとう!

『エリザベート』~京本大我のルドルフと共演者(城田、井上、佐藤)~

2015年『エリザベート』帝国劇場

ざっくりとしたまとめというか感想というか京本ファンのポエムと言うか…(笑)

まあそんな感じのものを一つ前のブログに書きました。

今回は京本ルドルフのと各キャストとの絡みについてです。

全キャストについてと言うわけではありませんが、絡みの多かったキャストや個人的に気になったシーンなどについて書いてみようと思います。

 

 

・城田トート

エリザベート発表時も含め最近はそれほどではなかったんですが、正直最初は過去の偏見がありました。

物凄い私情ですがKAT-TUNと仁亀が好きでその道を歩んできた私にとってはやはりその頃のイメージが強かったのですが(割愛します…(笑)

最近は色々なミュージカルやドラマや映画で活躍されていて、メディアで目にする機会も多かったんですが、いかんせん大我が自分のソロ曲で赤西君の曲をバンバンカバーするくらい赤西君が尊先だったこともあり「しろたんとキスするのかよ…マジかよ…www」と、よく分からない面白さが先に来てしまいました。

しかしとにかく身長が高い…!お顔も綺麗な方なのでビジュアルは流石!圧巻!と言う感じでした。

でもどうしてもそんな城田さんと並ぶとその体格差から、大我が小鹿ちゃんとか兎とか言われてしまって…(あれでも大我は一応身長174センチくらいなので事務所内では中の上の方なんですが)

特に『闇が広がる』で、ルドルフが尻餅をついて後ずさりするシーンでは、トートが覆い被さるように追い詰めてくるのですが、ここの城田さんはバン!バン!と足を踏み鳴らして迫ってくるので(カエルジャンプみたいry)とにかく迫力と勢いが凄いです。勢いが付き過ぎてて額ぶつけるんじゃないかと冷や冷やしました (笑)

この美しい二人が帝劇のセンターを割って背中合わせになり客席へ手を伸ばす光景はジャニヲタとしてはとてもゾクゾクしました。

中盤から大我の演技が変化しはじめ、拳銃に対して怯えたり狂乱したりする演技が入り始めた時に、城田さんはゆったりとしゃがんで拳銃を低い位置で差し伸べていました。こういうところが大蛇みたいで…。

キスシーンは身長差が凄いので若干やりづらそう且つ時間も短めだったような気がしますが、大我も一応ブーツを履いていたのでそんなに背伸びしていた印象は無かったきような…?ビジュアルの印象でそう見えてしまいがちだったのかもしれません。

で、でもね…大我が演じたルドルフ像はともかく、素の京本大我は兎ちゃんとか小鹿ちゃんではなくて、狼なんです白虎なんです!野獣なんです!あの顔で!(全然関係ない話に逸れてすみません)

 

・井上トート

お噂はかねがね聞いていました。ミュージカル界のプリンス!

あとはやはり二十歳で鮮烈なルドルフデビューしたということもあり、少し今回の大我に重なるところもありました。もちろん一緒に歌うシーンもあるということだったので、始まる前から一番意識していたのは芳雄さんかもしれません。

芳雄トートはひとつひとつの所作がとても綺麗で、それとシシィに対する表情の変化がとても人間味があって…拗ねたり嫉妬したりと、ちょっと可愛いんですよね(笑)

そういう部分は闇が広がるのトートとルドルフの掛け合いでも出てきていて、凄まじい迫力で襲い掛かってくる城田トートとは打って変わって誘うようにセクシーに迫ってきます。指先使いが綺麗なので触れてはいないのに空気ごとルドルフを死に誘っているように見えました。

特に公演の後半戦に差し掛かった辺りから、マイヤーリンクのキスシーンがどんどん濃厚になり…とはいえ、もともと最初の頃から城田さんよりは時間も長かったのですが(笑)

終盤、両者のトートとルドルフが固まってきた頃には、キスをした後に余韻を残すように鼻先をつき合わせて見つめ合うようになっていました。

…まあこれが、凄いのなんのって…。

キスをして見つめ合いながら、芳雄さんが大我の頬から首筋、そして胸元からお腹の辺りまでススーッと撫で下ろすですが、エロかった…端的な感想ですいませんwww

「(あれ、絶対触ってる…)」って思いながら毎回双眼鏡を握り締めていました!!!

まるでルドルフの恋人にも似たような動作で死へ誘う芳雄トートは妖艶でいつもドキドキさせてくれました。

それから、歌に関して言えば京本ルドルフとはとても相性が良かったように思います。闇広のサビとかでもお互いの声がちゃんと両方聞こえて、ふたりとも難なく高音を出してくるのでスカッとするんですよね(笑)

 

・佐藤フランツ

大我がルドルフに決まった時に他のキャストを見た時は、正直全く存じ上げない方で、舞台が好きな友人に「どんな人?」と聞いたところ「タイタニックに出てたよ」と言われ…まあ、全然分かりませんでしたw

が!!!今回のエリザベートで観させて頂いて、一番好きになりました!!!

プレビュー公演が佐藤さんのフランツだったんですが、伸びのあるブレない美声に圧倒さえ増した。一目惚れならぬ一声惚れ。

私はエリザベートはコレが初めてだったので、いわゆるフランツ像的なものはあまり分からなかったのですが、公演が始まる前も始まってからもシュガーフランツはくまさんみたい、と良く言われていました(笑)

でも一応ご本人の年齢が若いとは言えお父さん役にあたる方なので、これくらい恰幅が良くても別に全然良いし、むしろ涼しげな目元と優しそうな顔がとてもおおらかさが出ていて、平和を強く願っている皇帝だなあと感じました。

古川さんや佐藤さん経由で知った情報としては、楽屋でも仲良く遊んでいただいてたみたいで…本当に…大我は本当に年上のお兄ちゃんが大好きなのでありがたい限りです。

勘ですが、多分本当に大好きなタイプだと思います(笑)

 

 

 

3人でも結構長くなってしまいました…

続きはまた次回!(いつ書き終わるんだか…)

京本大我『エリザベート』を経て

楽しい時間が過ぎるのは早いもの、

ミュージカル『エリザベート』2015年は8/26に幕を閉じました。

約3ヶ月という長丁場、本当に始まる前はどうなることかと思っていましたが、

過ぎてしまえばあっという間の出来事でした。

 

ジャニーズJr.京本大我が『エリザベート』に出演する……

私も所詮ただのジャニヲタです。

なんとなく「凄い!」ということは分かったものの、この作品で『ルドルフ』を演じることの本当の凄さを全然分かってはいませんでした。

ジャニーズのコンサートや舞台はバカみたいに行っていましたが

宝塚やミュージカルなど、ジャニーズ以外の舞台も何度か幅広い舞台をすべて網羅しているわけではなく、

しっかり3ヶ月に渡って東宝ミュージカルに通うというのは初めての経験でした。

 

始まってみればそれは予想を遥かに凌駕した素晴らしい世界に一目で引き込まれてしまいました。

多くの人に長く愛し続けられてきたミュージカルだという理由がすぐに分かりました。

そしてやはり、その世界観の中で大我が開演までにここまで仕上げてきたことが純粋に嬉しかった!

いちファンに稽古の状況なんて所詮分からないし、しかもジャニーズと言うことで尚更、ツイッターに近況報告が上がるわけでも動画や画像で紹介されることがないのも分かっていました。

贔屓目でいくらJr.内では凄いほうだとフィルターをかけていても、正直幕が開くその瞬間まで「始まってしまったら周りの物凄い人たちに足元にも及ばず叩かれまくるのではないか…」という思いで気が気じゃありませんでした。

前評判や不安を吹き飛ばすようなステージを見せてくれました。きっとまだまだ及第点かもしれない、それでも予想以上の衝撃でした。ファンをやってきた者にとってもそう感じたのです。

そして何より、

帝劇のセンターに立ち「闇が広がる」で拳を掲げる京本大我のその顔は、

長い稽古の中でしっかりと培ってきたものをやっとお客さんに見せる事が出来た!というような顔をしていたようにも見えました。

きっと相当努力して練習したその歌声を、これでもか!と。

 

途中、体調不良で休演をしてしまうトラブルもありました。

当日私は観劇をしていたのですが、本当にただただ怖かった記憶しかありません。

何か悪い病気にでもなったのか、それとも彼の中で何が起きたのか、考えても答えは出ないのに考えてしまって…

当たり前のことなんですが、本人がどれだけ辛かったり体調が悪いからといっても私たちが変わって舞台に立てるわけではないので、何事も無く復帰してくれることを祈ることしか出来ませんでした。

実際は、ダブルキャストの古川さんが急遽代役を務めることが出来て事なきを得ましたが、古川さんだっていつでもすぐ来れるとは限りません。

復帰当日、まだ全快ではないのがやはり分かってしまいました。だから感想がほとんど書けませんでした。

でもそういう、1日穴を開けてしまったことや、その日しか観に来ることができなかったかもしれないお客さんに対する申し訳なさとうのは、多分大我が一番良く分かってたんじゃないでしょうか。

だからこそ、一日でも早く舞台に戻ってきてくれたのではないかなとも思うのです。

もちろん大事になったら元も子も無いので無理はして欲しくなかったのですが、

大我が自分なりに出した答えは「お客さんの前に立つ」だったということです。

 

そして復帰してからが、とにかく凄かった!

ここからはファンの贔屓目は重々承知なんですが…(笑)

最初は緩やかなペースではあったものの徐々に調子を取り戻し、1日1日、演じるたびに魅力が増していくように思えました。

得意なダンスはもちろん、表情や仕草がめくるめくように進化して行き、

そして何よりその歌声。

「闇が広がる」では城田さんや井上さんとのデュエットです。

当然お二方ともベテランで声量も歌唱力も凄い。

それでもしっかり大我の声が響いて聞こえてくることが一番嬉しかったです。

「僕はママの鏡だから」を最初に聞いたときは率直にこの譜面わけが分からない…(笑)と思いました。

プレビュー公演を観る前に井上さんの歌った動画を何度も聞いたのですが、何度聞いても入りが掴めない。音程を掴むのもリズムを掴むのもこれは相当難しい曲なことに間違いはありませんでした。

当の大我の歌声を聞いてもまったく正解が分からなかったのですが、これも復帰後に見る見る成長していったように感じました。

8月の中盤ごろにはもうアドリブも入れたりし始めて、何度聞いても楽しかったのを覚えています。

 

劇中では上記の2曲がルドルフの代表曲となっていますが、

私が一番好きだったパートは「独立運動」カフェのシーンでの「ハプスブルクの崩壊防ぐため、独立運動と手を結ぶ必要があるのだ」このパートです。

音域があっているのかとても伸びのあるビブラートが聞けたし、演技をしながらの歌唱シーンということもあってよりミュージカルらしい魅力があったのかと思います。

実際いくつもそういう感想を見かけたので、もしかしたら京本ルドルフはこのシーンが隠れたベストシーンなのかもしれません。

 

他にも魅力を書き記したいシーンはたくさんあるんですが(特にトートフランツやエルマー、アンサンブルの方々との絡みなど)

語りきれないので割愛します…(笑)

 

そして迎えた千秋楽8/25(大千秋楽は8/26でした)

カーテンコールにて来年2016年の再演も発表されました。

千秋楽が終わり、キャスト・スタッフの皆さんは打ち上げまで終わり(笑)

いち観客の私はというと…全然終わった気がしません!!!

とにかくこの『エリザベート』でルドルフ役を演じる京本大我を見て感じたことは、ただひとつ

こんな素晴らしいモノを、これで終わらせては勿体無い、これから伝説を作っていくんだ、と

自らの手で革命を起こすのも道を切り開くのもきっと簡単なものではないかもしれませんが、この東宝エリザベート15年間、誰一人として現役ジャニーズタレントが出演したことはなっかたのに、

そこにオーディションで選ばれたこと、そしてやり遂げたこと、それこそが既にキセキの始まりなのでは無いでしょうか。

と、まあ大それたことを言っていますが…(笑)

大我には変な枠には絶対にとらわれずに新しい道を切り開いていって欲しいと思っています。

 

ジャニーズの常識を変える。

 

京本大我はそれが出来る人だと信じています。

美味しい美味しい漬け物を作るお手伝いをしていこうと思います。
よろしくお願いします。