『エリザベート』~京本大我のルドルフと共演者(城田、井上、佐藤)~
2015年『エリザベート』帝国劇場
ざっくりとしたまとめというか感想というか京本ファンのポエムと言うか…(笑)
まあそんな感じのものを一つ前のブログに書きました。
今回は京本ルドルフのと各キャストとの絡みについてです。
全キャストについてと言うわけではありませんが、絡みの多かったキャストや個人的に気になったシーンなどについて書いてみようと思います。
・城田トート
エリザベート発表時も含め最近はそれほどではなかったんですが、正直最初は過去の偏見がありました。
物凄い私情ですがKAT-TUNと仁亀が好きでその道を歩んできた私にとってはやはりその頃のイメージが強かったのですが(割愛します…(笑)
最近は色々なミュージカルやドラマや映画で活躍されていて、メディアで目にする機会も多かったんですが、いかんせん大我が自分のソロ曲で赤西君の曲をバンバンカバーするくらい赤西君が尊先だったこともあり「しろたんとキスするのかよ…マジかよ…www」と、よく分からない面白さが先に来てしまいました。
しかしとにかく身長が高い…!お顔も綺麗な方なのでビジュアルは流石!圧巻!と言う感じでした。
でもどうしてもそんな城田さんと並ぶとその体格差から、大我が小鹿ちゃんとか兎とか言われてしまって…(あれでも大我は一応身長174センチくらいなので事務所内では中の上の方なんですが)
特に『闇が広がる』で、ルドルフが尻餅をついて後ずさりするシーンでは、トートが覆い被さるように追い詰めてくるのですが、ここの城田さんはバン!バン!と足を踏み鳴らして迫ってくるので(カエルジャンプみたいry)とにかく迫力と勢いが凄いです。勢いが付き過ぎてて額ぶつけるんじゃないかと冷や冷やしました (笑)
この美しい二人が帝劇のセンターを割って背中合わせになり客席へ手を伸ばす光景はジャニヲタとしてはとてもゾクゾクしました。
中盤から大我の演技が変化しはじめ、拳銃に対して怯えたり狂乱したりする演技が入り始めた時に、城田さんはゆったりとしゃがんで拳銃を低い位置で差し伸べていました。こういうところが大蛇みたいで…。
キスシーンは身長差が凄いので若干やりづらそう且つ時間も短めだったような気がしますが、大我も一応ブーツを履いていたのでそんなに背伸びしていた印象は無かったきような…?ビジュアルの印象でそう見えてしまいがちだったのかもしれません。
で、でもね…大我が演じたルドルフ像はともかく、素の京本大我は兎ちゃんとか小鹿ちゃんではなくて、狼なんです白虎なんです!野獣なんです!あの顔で!(全然関係ない話に逸れてすみません)
・井上トート
お噂はかねがね聞いていました。ミュージカル界のプリンス!
あとはやはり二十歳で鮮烈なルドルフデビューしたということもあり、少し今回の大我に重なるところもありました。もちろん一緒に歌うシーンもあるということだったので、始まる前から一番意識していたのは芳雄さんかもしれません。
芳雄トートはひとつひとつの所作がとても綺麗で、それとシシィに対する表情の変化がとても人間味があって…拗ねたり嫉妬したりと、ちょっと可愛いんですよね(笑)
そういう部分は闇が広がるのトートとルドルフの掛け合いでも出てきていて、凄まじい迫力で襲い掛かってくる城田トートとは打って変わって誘うようにセクシーに迫ってきます。指先使いが綺麗なので触れてはいないのに空気ごとルドルフを死に誘っているように見えました。
特に公演の後半戦に差し掛かった辺りから、マイヤーリンクのキスシーンがどんどん濃厚になり…とはいえ、もともと最初の頃から城田さんよりは時間も長かったのですが(笑)
終盤、両者のトートとルドルフが固まってきた頃には、キスをした後に余韻を残すように鼻先をつき合わせて見つめ合うようになっていました。
…まあこれが、凄いのなんのって…。
キスをして見つめ合いながら、芳雄さんが大我の頬から首筋、そして胸元からお腹の辺りまでススーッと撫で下ろすですが、エロかった…端的な感想ですいませんwww
「(あれ、絶対触ってる…)」って思いながら毎回双眼鏡を握り締めていました!!!
まるでルドルフの恋人にも似たような動作で死へ誘う芳雄トートは妖艶でいつもドキドキさせてくれました。
それから、歌に関して言えば京本ルドルフとはとても相性が良かったように思います。闇広のサビとかでもお互いの声がちゃんと両方聞こえて、ふたりとも難なく高音を出してくるのでスカッとするんですよね(笑)
・佐藤フランツ
大我がルドルフに決まった時に他のキャストを見た時は、正直全く存じ上げない方で、舞台が好きな友人に「どんな人?」と聞いたところ「タイタニックに出てたよ」と言われ…まあ、全然分かりませんでしたw
が!!!今回のエリザベートで観させて頂いて、一番好きになりました!!!
プレビュー公演が佐藤さんのフランツだったんですが、伸びのあるブレない美声に圧倒さえ増した。一目惚れならぬ一声惚れ。
私はエリザベートはコレが初めてだったので、いわゆるフランツ像的なものはあまり分からなかったのですが、公演が始まる前も始まってからもシュガーフランツはくまさんみたい、と良く言われていました(笑)
でも一応ご本人の年齢が若いとは言えお父さん役にあたる方なので、これくらい恰幅が良くても別に全然良いし、むしろ涼しげな目元と優しそうな顔がとてもおおらかさが出ていて、平和を強く願っている皇帝だなあと感じました。
古川さんや佐藤さん経由で知った情報としては、楽屋でも仲良く遊んでいただいてたみたいで…本当に…大我は本当に年上のお兄ちゃんが大好きなのでありがたい限りです。
勘ですが、多分本当に大好きなタイプだと思います(笑)
3人でも結構長くなってしまいました…
続きはまた次回!(いつ書き終わるんだか…)