漬け物製作記

美味しい漬け物を漬けています

ミュージカル『HARUTO』歌詞まとめ④

  ミュージカル『HARUTO』歌詞まとめ④

 

21、本当の愛(リプライズ)

(リセ)
本当の愛 なんてわからずにいた あなたに出会う今まで
本当の愛 伝え合いたかったよ 無理と分かっていても

 

 

22、「ReBIRTH」(リプライズ)

(ハルト)
どうしてなのか 君の顔見えない
なぜあったはずの 何も感じられない
触れているのに 形も匂いも
これが光のない 暗黒の世界か

君が見えない 何もない
これが本当の 自分の立場なのだと
気付いてた あるべき道へ

反発し抗えるものを 探してた望んでたけど

断ち切るすべてを 弱さからの解放を
 エンペラー ヴァンパイア
過ぎ去るすべてを 未練を
 この世の 王よ
この世のすべてを 強さの象徴を
 エンペラー ヴァンパイア
手に入れる邪魔はさせない 時代を変えるちからを

 

 

23、君といつでも(リプライズ)

(エリック)
眠る瞳の奥に隠れた 輝くまなざし見つけたい
醒めない夢は無いはずさ
君といつかいつかの 他愛ないストーリー
笑って話したい
君といつもいつでも どんな時も変わらず
その心をすべて 守ってみせる
お願いだから 目を覚ましてくれ

 

 

24、愛してる(リプライズ)

(ハルト)
全て飲み込んでいく 海に囚われたまま
思い知った無力 自分を責めていたけど
夢消える時

あの時伸ばしたまま 行き場を無くした手が
もしいまその命に届くなら
そばにいられる場所を 僕にくれた笑顔も
君が生きてくれるなら いらないよ

引きずってた後悔 君に出会った理由
この時のためだとわかったよ
あいつの隣でいい 笑ってくれればいい
最初で最後に送る
愛してる

 

 

25、本当の愛(リプライズ)

(ハルト)
ただ君がいれば 他に何もいらない
そんなふうに恋した
ただそばにいれば 世界輝いてゆく
いつも君を想えば

 

 

26、「LAST FOREVER」(リプライズ)

(ハルト)
面影を抱く 紅い月が泣く
争いの後悔問う 僕は何者かを
世界を引き裂く ふたつの血騒ぐ
時の満ち欠け知らせる タイムリミットの音

戦いは止められない 苦しむとも 僕はゆく

暁の星が廻る真実求めて 闇に踏み入っても
明日さえ今は見えず この声張り裂け
ついえてしまっても 失うものないから
信じた道へ

瞳その奥 わずかな追憶
君の中探した先 君の心に触れる
ユリの花が咲く 記憶置いてゆく
幻のように輝く ダイヤモンドダスト

離したくなかったよ 僕の中の君は行く

暁の空がしらぐ 真実教えて
あかり灯すように
朝露に 未来映す この声届けて
彼方に離れても 記憶のなかで歌う
愛した 君は

暗闇の中で 見つけた光

暁の空がしらぐ 真実教えて
あかり灯すように
朝露に 未来映す この声届けて
彼方に離れても 記憶のなかで歌う
愛した君は

Last Forever
Last Forever
Last Forever

 

 

ミュージカル『HARUTO』歌詞まとめ一覧
ミュージカル『HARUTO』歌詞まとめ① - 漬け物製作記
ミュージカル『HARUTO』歌詞まとめ② - 漬け物製作記
ミュージカル『HARUTO』歌詞まとめ③ - 漬け物製作記
ミュージカル『HARUTO』歌詞まとめ④ - 漬け物製作記

ミュージカル『HARUTO』歌詞まとめ③

  ミュージカル『HARUTO』歌詞まとめ③

 

16、「Just Begun」(リプライズ)

ミスタープリンス ミスタープリンス
かざせスターライト
ミスタープリンス ミスタープリンス
目指せハイライフ
ミスタープリンス ミスタープリンス
上がれオーバーヒート
誰がナンバーワン バトルスタート

(ハルト)
見た目が良い 頭が良い 誰も彼にも負けてない
体力勝負 腕力勝負
いてもたってもいられない

ミスタープリンス ミスタープリンス
照らせムーンライト
ミスタープリンス ミスタープリンス
明かせミッドナイト
ミスタープリンス ミスタープリンス
構えあって
俺がナンバーワン That's right

 

 

17、虹の始まり(リプライズ)

(リセ)
瞼閉じて思い出せば 誰がいるの
心のままいられないの 静かな夜終わる

(ハルト)
ずっと一人で生きていけると そう思っていた
どしゃぶり雨のなかを たったひとりで佇んでいた

いつの間にか諦めてた 陽だまり探そう
 許されるのなら あなたと始めたい
どしゃ降り雨も時が経てば 大陽に変わる日が来る
 私があなたの 傘になる
晴れたら 虹の始まりを 見つけよう
 晴れたら 虹の始まり
麓に二人だけの 宝物が眠るから
 二人だけの 宝物が眠る場所で

 

 

18、ヴァンパイア族VSオオカミ族(リプライズ)

ヴァンパイア 戦いの 炎映す月あかり
願いは どこにある 消えはしない可能性

痛みは このまま
 (サニー)痛みに耐えながら
(リセ)痛み 迷い
 迷い
未来は これから
 未来はこれから
(エリック)賭けたい 決意
 賭けな対決に
痛みは 超えるさ
 帝王になる身だった あなたのために
(ハルト)負けない 想い
 偉大な勝利は この手に誓う
  敵陣へ渡れ

ヴァンパイア ヴァンパイア

 

 

19、ミスタープリンスコンテスト

(サニー)
ファーストステージの幕が開く 彼らのパフォーマンスを見て
ハイテンション センセーション スペシャルステージをジャッジ
あなたのスキル見せつけて 舞台に花を添えてみて
誰が1番 輝いてみせるのかしら

(サニー先生の独断と偏見によるマイクパフォーマンス)

舞台に残るのは勝者だけ 負けを認めて降りるのは誰
次に待つショータイム 絶対のステージ
血を飲む速さも不可欠 才能問われる対決
人間の血液 一気飲み勝負

(サニー先生の独断と偏見によるマイクパフォーマンス)

勝戦に進むため 最後は剣の闘い
牙の鋭さ呼び覚まし さあ互いに構えて スタート!

 

 

20、ハルトVSエリック(リプライズ)

(ハルト)
ヴァンパイア 僕にだけ 流れるちから不滅だ

(エリック)
ヴァンパイア お前には 帰るべき場所用意した

爪を研ぎ 牙を向け さあ戦いの狼煙が上がる
背負った使命に 命を尽くし 定めを受け入れ覚悟を決めろ
あふれる鼓動に 命を燃やし 決してなれない仲間には

 

 

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ミュージカル『HARUTO』歌詞まとめ④ - 漬け物製作記

ミュージカル『HARUTO』歌詞まとめ②

 ミュージカル『HARUTO』歌詞まとめ②

 

9、パズル

(デレック)
君の存在失って 現実がずっと
私を責め続けてる 担ってる重荷だと知る
愛せなかった君を 残酷な孤独に縛り付けた

パズルのような 悲しみのカケラは
砕いてしまった 君の心そのもの
パズルのように 答え遠いけど
今かき集める 君の願いすべて

「すまない…」

届かないとしても

(ハルト)
パズルのような 悲しみのカケラは
喜びに描き替えてしまいたいんだ
パズルがすべて 解けたその先で
きっと笑ってる あなたに会いたいよ
どうして あなたはここにいない

 


10、人間狩り

(サニー)
森の暗闇 人間狩り Eye to eyes
闇に潜む Guys 道なき道を進む
赤い生き血を 吸う 実践学習

(ハルト)
授業の狩り覚えるのがつとめ 落ちこぼれ
赤い血飛沫 視界 牙止めてはいけない

 

 

11、本当の愛

(ハルト)
長い長い時を ひとり過ごして
終わりのない日々を 嘆いていたよ
初めて出会う 君の瞳が 教えてくれたのは
暗闇に灯す 希望の光

ただ君がいれば 他に何もいらない そんな風に恋した
ただそばにいれば 世界輝いてゆく いつも君を思えば

(エリック)
長い長い時を 君と過ごして
終わりのないふたり 信じていたよ
初めて出会った頃と今でも 変わらずここにある
安らぎを運ぶ 希望の光

ただ君がいれば
 ただ君がいれば

すべて手に入れられる
 他に何もいらない
そんな風に愛した
 そんな風に恋した

ただそばにいれば
 ただそばにいれば
世界羽ばたいている
 輝いている

いつも君を 想えば

 

 

12、『Color Bird』

(ハルト)
籠の中閉じ込められた鳥 さえずることさえ知らなかったよ
傷ついた 羽根を丸めるように 窓の外からは目を背けてた
初めて見る大空は 少し怖い
けれど大丈夫さ 君がいるから

モノクロのいまが 華やかに彩られる
扉は開かれているから
モノクロの僕が 君に出会って色づく

翼を広げて飛び立とう

(サニー)
Good morning Everyone 清く正しく美しく
ヴァンパイアの気品を持って 誇り高く学びましょう

(V組)
生まれ持つ 気高さは誇りさ

野蛮なオオカミ族とは違う

(ハルト)
生まれ持つ ふたつ混ざる血筋
(V組)
みんながオオカミ族を毛嫌う

(ハルト)
ヴァンパイアもオオカミも この呪縛も
すべて受け入れよう 君がいるなら

モノクロの檻に そっと詰められたカラフル
鳥籠捨てて雲の向こう
モノクロの景色 日差し辿ってその果てで
自由が僕ら迎えてくれる

モノクロの心 少しづつ変化していく
この先怖いものは無いさ
モノクロの世界 君と変えていきたいから
これから僕を 見ていてほしい

 

 

13、「Just Begun」(ミスタープリンスコンテスト)

(太郎)
初めて知るなら覚えておいて
(ハルト)頭脳スポーツ?
そう!もちろん!
容姿もすべてにおいての勝者はひとり
(ハルト)ナンバーワンは誰だ?
ミスタープリンスコンテスト この日だけは無礼講

ミスタープリンス ミスタープリンス
かざせスターライト
ミスタープリンス ミスタープリンス
目指せハイライフ
ミスタープリンス ミスタープリンス
上がれオーバーヒート
誰がナンバーワン バトルスタート

(ハルト)
見た目が良い 頭が良い 右も左もわからない
体力勝負 腕力勝負
酸いも甘いもわからない

ミスタープリンス ミスタープリンス
照らせムーンライト
ミスタープリンス ミスタープリンス
明かせミッドナイト
ミスタープリンス ミスタープリンス
構えあって
俺がナンバーワン That's right

(サニー)
忘れないで大事よ まっすぐナンバーワン目指すの
コンテスト優勝よ スクールを超えて活躍するの
政治家 経済 IT あらゆる分野へ
推薦状が 送られる Yeah

 

 

14、虹の始まり

(リセ)
当たり前のようにいつも 優しい愛を貰うばかり
だけどなにか足りなかった あなたに会って知った気持ち
さみしそうな瞳 思い出すたび
抱き締めて あげたくなるよ

きっとあなたに会うために 命を貰ったの
どしゃぶりの雨の中にひとり 佇んで涙隠した
ふるえる心 守るため出会ったの
あなたが 私に手を差し伸べてくれたように

(ハルト)
その面影も 香りでさえも 知っていた気が
この暗闇に 光を運ぶ 美しいあの人

(リセ)
きっとあなたに会うために 命を貰ったの
どしゃぶり雨も時が経てば 太陽に変わる日が来る

晴れたら 虹の
 晴れたら 虹の
始まりを 見つけよう
 始まりを
見つけよう
麓に 二人だけの
 麓に 二人だけの
宝物が眠るから
 宝物が眠るから

 

 

15、本当の愛(リプライズ)

(ハルト)
出会い間もないけど ふたり過ごして
終わりのない日々を 願ってしまう
なびいた髪の 隙間のぞいて 笑ってくれるから
愛しさの意味を 初めて知った

本当の愛 もしもあるとするなら
君と見つけてみたい
本当の愛 もしも伝えたならば
君も聞かせてほしい

(リセ)
早いリズム刻む こころ合図に
気付いてしまったの はじまりの音
そよいだ風が 連れてきたのは 優しいその笑顔
愛しさの意味を 初めて知るわ

本当の愛 なんてわからずにいた
あなたに出会う今まで
本当のこと 隠しそばにいたいよ
無理とわかっていても

近づいてく
 近くて遠い
君との距離
 ふたりの距離
もっと
 もっと

本当の愛 きっと見つけられるさ
 あなたと
君と二人これから
本当の愛 いつか伝えられたら あなたと
 君も聞かせて欲しい

 

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ミュージカル『HARUTO』歌詞まとめ③ - 漬け物製作記

ミュージカル『HARUTO』歌詞まとめ①

ミュージカル『HARUTO』歌詞まとめ①

 

1、「LAST FOREVER」(OP)

(ハルト)
面影を抱く 紅い月が泣く
争いの後悔問う 僕は何者かを
世界を引き裂く ふたつの血騒ぐ
時の満ち欠け知らせる タイムリミットの音

戦いは止められない 苦しむとも 僕はゆく

暁の星が廻る真実求めて 闇に踏み入っても
明日さえ今は見えず この声張り裂け
ついえてしまっても 失うものないから
信じた道へ

暗闇の中で 見つけた光

暁の色に染まる 終わりと始まり境界線上に
諦めと後悔全て この声続いて
鳴り止まない限り どこかで繋がってる
君へと

暁の空がしらぐ 真実教えて
あかり灯すように
朝露に 未来映す この声届けて
彼方に離れても 記憶のなかで歌う
愛した 君は
そう君は (リセ)あなたを
そう君は (リセ)あなたを
Last Forever

 


2、レイラの歌

(レイラ)
ハルト 私の可愛いハルト
あなたがいるだけで 良かった
いつも信じていたけれど
ハルト 許して愛しいハルト
あなたの お父さんのこころ
どこか求めていたみたい

寂しくて 苦しくて もがき続けていた
悲しみに 囚われた 弱い私のこと
忘れても良い
さよなら けれど 見守っているわ

(ハルト)
夢に 何度もうなされるたび
僕の手からすり抜けていく
甘い幻追いかけて

寂しくて 苦しいと 叫ぶことも出来ず
悲しみに 揺らぐ海 沈むあなたのこと
忘れられない
さよなら だけを 言えないでいるよ

 


3、執事の歌

(執事)
おはようございます 目覚めたら
さあいつものジュース 召し上がれ
そう 動物十種 血を混ぜた
ブラッドジュースとジュレもどうぞ
(ハルト)いつも助かる我が執事
どうです?
(ハルト)なかなかだ

チリも埃も 曇りも全て
灰点ぬぐって磨き上げたら
ツルツル ピカピカ 気持ちよく
ハルト様のために 仕上げましょう

さあさあ花瓶に ユリの花を
毎朝忘れず 綺麗な花を
奥様がずっと好きだった
ハルト様の大事な ユリの花を

(ハルト)
待ってくれ それを僕に おくれ
母が好きな 花だったユリよ
その香りを 放ってユリよ
生き返っておくれ

枯れていると 思ってた花が
その香りを 放って花が
もう一度咲いた
命を吹き込み 生き返らせる
ハルト様だけの 特別な能力
どのヴァンパイアも 持たない力
ハルト様だけに 許された能力

(ハルト)
母が好きな花だったユリよ
その香りを放ってユリよ
変わらない香り
なあ母さん

 

 

4、キャンドルの灯(ひ)

(ハルト)
ひとりじゃないんだと そっと教えてくれた
花の香りの中 あなたがいてくれること
それだけでいい

キャンドルの灯(ひ)が揺れる 大切に愛された
あの日々が浮かぶように
キャンドルのあかりさえ 思いで重ねていた
心照らす優しさに 包まれて

孤独襲うたびに 描くあなたの笑顔
今も残っている 繋いだ手の温かさ
それだけでいい

キャンドルの灯のような 揺らめく記憶の中
感じてた愛は確かだった
キャンドルが消えるまで こうしてそばにいよう
遠いあなたの面影 寄り添うよ

キャンドルが消えるまで あなたのそばにいよう
だけどどうして さみしさが よみがえる

 

 

5、ようこそ2年V組

エリートヴァンパイア生徒のスクールなんて興味ない!
勉強したって大人になって何に役立つか分からない!
まじめな授業必要ない 血を吸うことだけ出来ればいい
歴史より大事 俺たちの未来

先生今日も可愛いね!
(サニー)
言われなくても知ってるわ

新しい仲間紹介 みんなも仲良くするのよ
(ハルト)
不安さ目立つ クラスメイトと
仲良く出来るか? 彼らと!
楽しまなきゃ 損するぜ!
仲間と遊ぶぞ!

(ジョセフ)Hey! Wellcom 2年V組へ Hey! Hey!
(アーロン)かよわい目した転入生 Yes! Yes!
(ジョセフ)ハイスクルール1マジ楽しい V! V!
(タイガー)誰も俺らに逆らえない Yes! Yes!

(ジョセフ)
クラスリーダーはこの俺!
ジョセーフー!
筋肉勝負は
敵わない
特技はコウモリフライング

「俺様がこのクラスの学級委員 ジョセフ様だ」

(アーロン)
ベイビーフェイスのアイドル
アーロン!
台湾仕込みの
料理人

特技は火を吹くフルコース

「僕はアーロン 保健委員だよ
具合が悪くなったらなんでも相談 すぐに体に良い血を用意するから」

(タイガー)
ナマステインドのインテリ
タイガー!
人間のデータ
ハッキング

特技は時間を止めること

「僕はタイガー 会計係 数字のことなら僕に任せて」

邪魔する奴は速攻追い出せ やる気のないやつそこをどけ!
委ねろ命運 俺らの青春
教科書投げ捨て 騒ごうぜ!

 

 

6、授業開始

(サニー)
ヴァンパイアの大好きな 生き血を頂いちゃいましょう
それにはどうやったらいい? ジョ・セ・フ!

(ジョセフ)「グーで殴って倒ーす!」(サニー)「違ーう!」

(サニー)相手の目をじっと見て 心を操るの

(ジョセフ)君は俺の筋肉に夢中

(アーロン)僕の料理を食べたい人は この指とまれ

(タイガー)インテリ大好き女子よ おいで

(サニー)「ハルト!恥ずかしがらないで!ちゃんと目を見れば出来るわよ、もぉー!」

次は瞬間移動 獲物香りが漂ったら
いつでもパッと襲えるのよ

 

 

7、一人でいるほうが

ひとりでいるほうが よっぽどマシさ
自分のペースを乱されたくない 他人と付き合うなんてまっぴらだ!

 

 

8、狼族

(オオカミ族)
ヴァンパイア 隣人よ 後悔の音聞こえるか
ヴァンパイア 我が敵よ 背いた報い受けさせる
爪を研ぎ (エリック)牙を剥け
さあ戦いの (エリック)狼煙が上がる

(エリック)
我が友ゆこうぞ 唸りを上げて
二度とは許せぬ この仕打ち
我が友ゆこうぞ 決意を固め
宿命の刃 突きつけろ

我が友ゆこうぞ 唸りを上げて
踏みにじられた日 忘れるな
我が友ゆこうぞ 決意を掲げ
栄光と誇り 取り戻せ

 

ミュージカル『HARUTO』歌詞まとめ②へつづく↓

ミュージカル『HARUTO』歌詞まとめ② - 漬け物製作記

京本大我、「スーベニア」~騒音の歌姫~ を経て

「スーベニア」~騒音の歌姫~ 観劇を経て

 

「スーベニアに京本大我が出演します」というメールが来たとき、本当に嬉しかったしびっくりした。一部表記に気に入らない点もあったけど()とにかく外部のミュージカルにまた起用して貰えたことが嬉しかったです。

が、しかし程なくして他のキャストが発表されて、するとなんだか不思議な感じが…。

先に発表されたのが大我だったから普通に同世代の若手が来るのかと思ってました。主演の三田さんはそういう役だからまだしも、大我以外のキャストが軒並み30代。ふと脳裏によぎってしまったのは、この発表があった1月ごろ…その直前に生放送でジャニーズ界を騒がせた人でした。

実際の真相なんてきっと分かりませんが、もともとストプレ作品だったとか、作曲家さんが急遽一気に曲を書き下ろしたと言っていたりとか、共演者の方を見てみると、とか…(笑)

でもそんなことは決まってしまったら仕方が無い、やるしかないんです。むしろ、様々な条件をクリアしてこのスーベニアという作品に京本大我を起用してくれたんだから、そこを任されたこと自体がやっぱり嬉しかったです。

 

そしてもうひとつの不安はやはり三田さんの前回の作品があまり評判が良くなかったことです。って言っても私はファウストを観ていないので実際はそれがどんなものだったのかは分からなかったのですが、脚本家の方が違うらしいと聞いたので、少しは救われましたが、変に身構えてしまって始まるまでドキドキでした(笑)

そんなわけもあって、作品全体としての期待値はかなり低めで臨んでしまったのですが、こんなに素晴らしい思い出になる作品だとは思ってもいませんでした。

 

 

・初日~序盤、惨劇の2公演目、あの人の観劇

そして、迎えたシアターコクーンでの初日公演。やべえな、こりゃエリザベート並に結構ドキドキしてるぞ…と思いながら観ました。

正直な初見の感想は「思ってたより面白い、割と通えるかもしれない…(笑)」でした。

千秋楽を終えた今思い起こしてみれば、そりゃ確かに全然100まで達してないような初日だったかもしれませんが、なんせもっと酷いものを想定していただけに「全然大丈夫じゃん!歌もダンスもあるし!」って感じでした。

こういったジャニーズ斡旋の外部舞台の特徴なのかもしれませんが、大我が与えられたホフマン・デュークという役も含め全ての人物がとにかく台詞の量が凄まじくて、台詞芸の印象がありましたが、その長台詞もそつなくこなしていました。1回噛んだだけどね!でも初日は美香さん以外の全キャストが1回ずつ噛んでた記憶があります(笑)

 

大我に関して言えば、直前までドラマの撮影やジャニワの公演が続いていた少ない時間の中であの長台詞と歌とダンスを叩き込んだんだから、やっぱり凄いなという気持ちで初日を終えました。

が、しかし…

悲劇は二日目の昼公演に起きました。

忘れもしない、二日目の昼公演。冒頭の夜の女王のアリアのシーンで三田さんが台詞をすっ飛ばしたんですよね…。事件の瞬間は、まだ1公演しか見ていなかった私は流れを覚えていなかったので「ん?」と思ったんですが、三田さんが台詞を途中で切ってしまい、ミーシャ菊地さんが下手から上手に移動しても続きが出てこないのでキャスト全員の頭に「?」が…(笑)

で、みなさんじわじわと状況に気付き始めます。多分三田さんも気付いたんですよね、でも一度止まってしまった舞台はシーンとした空気が流れ…その流れを切ったのがミーシャでした「大丈夫ですかジェンキンスさん、気分が優れないように見えます。一度お部屋にお戻りしましょうか?」と、最大限自然な流れで一旦2人で袖に捌けていきます。そして残されてしまったのはコスメとタイラー(笑)でもこのタイミングで二人に場を任せてとりあえず捌ける選択を取った美香さんの判断力と度胸、凄いと思います。

そしてここからオレさんと池田さんの2人によるガチ即興アドリブが始まったわけですが……もう!怖くて怖くて!ほんと観てられなかった!www観てるこっちも冷や汗がやばくて、耳を塞ぐわけにはいかないので声は聞いてましたが目は閉じてましたw

聞こえてくる2人の声と緊張感はきっと一生忘れられないスーベニアになったことでしょう…(笑)何喋ってたかな、と思い出してみると。「それにしても本当に凄いピアノだな」とか「そりゃあ石油王の遺産だからな!」とか「今の安月給のアルバイトとは比べ物にならないくらいもらえるかな」とか「俺もこんなピアノ買えるようになるかな」とか「ちゃんとやれば大丈夫さ」とか。「なあもう一回ひかせて貰っても良いかな?」と言ってオレさんが即興でピアノ弾き始めたときは震えました。芸は身を助ける。

しばらくして、段取りを決めた三田さんと美香さんが戻ってきて何とか立て直しましたが、今思えば逆にめんたまかっ開いて観ておけば良かったのかもしれないです。

幸いこのシーン、まだデュークはまだ浄水器を売りに来ていないので舞台上にはいなかったのですが、この状況を捌かなくてはいけない羽目になってたらどうなっていたかと思うと今でも恐ろしいです。出来るのかな、でも出来なきゃいけないんですよねきっと。袖でどんな思いでこのシーンを見ていたのか、大我に聞いてみたいです。

ここ数年のジャニーズ舞台でよくやってる茶番のようなショーマストゴーオンよりも、何百倍もショーマストゴーオンを肌で感じた公演でした(笑)

 

そしてこの次の夜公演では、大我にとって大事な大事なJr.メンバー仲間の安井謙太郎くんが観劇に来てくれました。最速で、誰にも何も言われず自分でも何も言わず、ひとりで観に来てくれました。とても嬉しかったです。

観に行く前に連絡を取ったのかどうか、楽屋で会ったのかどうか、何か挨拶や会話でもしたのか、そんなことは私には知り得ませんが、ひとりで観劇している安井くんはとてもスマートで格好良かったです。ジャケットを翻して肩にかけながら歩く姿はザ・ジャニーズでしたが(笑)

 

 

・”京本大我のおトークショー”

いまでは恒例となったその京本大我おトークショー」もこの公演から始まりました。

今となっては本人がそういうキャラ付も含めて人気があるのを分かってやってると思うので仕方がないんですが、本当はあんまり自分でバカバカ言ってほしくないんですよね。だって カーテンコールでの挨拶も含めて、本当にバカだったらあんなに立派にこなせないと思うんです。

凛々しい立ち姿と明瞭な声、カテコ挨拶は本当に大好きでした。

ま、おトークショーは楽しいので全然良いんですけどね!根っこの部分でちょっと抜けてるところがあるのは事実なので(笑)

 

ストーリーソングステラーの方とのおトークショーは何度も楽しい時間を過ごさせてもらいましたが、特に楽しかったのはやはり最初の新妻聖子さんとゴスペラーズのみなさん!

 

新妻さんの時はとにかく大我も緊張しているようで、緊張からか逆にペラペラペラペラよく喋る。しかもどういうスタンスでこのコーナーを進めたら良いのか大我もまだ手探りだったため新妻さんから逆に質問されてしまって、司会とゲストの立場が逆転したり。でも新妻さんが凄く優しく話してくれて最初のゲストが新妻さんで良かったなあ、と思いました。

途中から、新妻さんとも仲良しということで、ミーシャ役の菊地美香さんも登場して3人でおトークする形に。呼ばれて出てきた美香さんがパタパタ走って新妻さんの腕にキュっとしがみついた二人で大我を見つめてたときは可愛すぎて禿げそうでした。

大我も大我で、美香さんから「聖子ちゃんは結構ドSの肉食系だよ」と言われたのに対して

「マジですか!逆に燃えますね!!」とぶっぱなしたり、

新妻さんから「客席から見てたら少年のように見えたけど、こうしてみるとちゃんと大人なんですね」と言われたのに対して

「そうなんですよ、ギャップ萌えってやつです」とぶっ飛ばしたり(笑)

そしてそんな大我を見て「あちゃー…(笑)」と頭を抱えて笑う安井くんもセットでみんなまとめて愛おしい。最高の空間でした。

 

そしてゴスペラーズさんがゲストの回。ゴスペラーズさんは人数も多かったのでまず登場するところからみなさんが大我と握手をしてくれたので、握手会みたいになっていて、ぺこぺこしながら「なんか握手会みたい!」とはしゃぐ大我さん(笑)

人数が多いのということもあり、ゴスペラーズのみなさんがたくさん喋ってくれるのでおトークは弾みます。そんなうちに、手越君が大好きな大我は、以前歌番組でゴスペラーズとテゴマスでコラボした「ひとり」が大好きだという話になり、するとなんとゴスペラーズさんが「じゃぁ、ちょっとやってみる?」と!!!

そして舞い上がって慌てる大我に観客から盛大な拍手が。ゴスペラーズさんが「1音出すからやってみよう」とピアノに駆け寄ってポーンと1音……。

 

『愛してるって最近 言わなくなったのは

本当にあなたを 愛し始めたから♪』

 

すすすすすすすすすすすごかった!!!!!!!!!(感動しすぎて語彙力の無さが)

 

大我のリードボーカルに合わせてみなさんがコーラスを入れてくれて、なんだかとんでもない仕上がりになっていました。Aメロだけかと思いきや、みなさんがサビまで導いてくださって、サビまで歌い切ります。

観客も袖から見ているキャストとスタッフも全員が拍手喝采の大盛り上がり。ゴスペラーズの皆さんも「すごいよ!かんぺき!本当に打ち合わせ何にもしてないんですよ!?」と興奮しながら褒めてくれてとて嬉しかったです。

もちろん一番嬉しそうだったのは京本大我本人で、あんなに楽しくてうれしそうな顔久しぶりに見ました。ソロコンサートのようで…「あ、今年のシアタークリエいま終わったな…(笑)」と思いました。

ファンとしてこの機会に立ち会えて本当に良かったです。いつかまた、本当に歌番組で共演することが出来たらどんなに素晴らしいか、その時が来るのを楽しみにしたいです。

 

中川晃教さんとのおトークショーもとても良かったです。あっきーちゃん、大我ちゃん、なんて呼び合ってたりして(笑)

嬉しかったのは中川さんが話の流れで自然に「闇が広がる!」と言い出して大我の手を取って、トートとルドルフの闇が広がるダンスを再現してくれたことですよね!

数々のミュージカルの出演している中川さんにまでちゃんとエリザベートのルドルフやった人だって認識してもらえていたことが嬉しかったです。

なんならこの回でもこのままふたりで「闇が広がる」を熱唱してくれても良かったなあと、今では思います。いつか、いつかね!

 

 

・成長した中盤

シアターコクーンでの公演が中盤に差し掛かると、少人数カンパニーの良さが凄く分かってきました。

最初は少し硬いところがあったカンパニーがどんどん仲良くなっているのが舞台からも伝わってきて、演技に温かさが出てきたんですよね。このころからアドリブなんかも飛び出したりして、大我は「ドギドギとマギマギがこう…」のところを「ドギちゃんとマギちゃんが出会って…」に変えたり、オレノさんは序盤でピアノに触れるシーンを「初恋のよう…!失恋のよう…」と例えたり。

最初のシーンでコーヒー(?)を飲むコスメの「あちっ」が天丼になったり、回を増すごとにどもるセリフがオーバーになっていくのが面白くてたまらなかったです。

そんなコスメの笑わせてくる演技に何度か三田さんが釣られてしまって笑いが止まらなくなってしまう1~2回もありました(笑)ジェンキンスがボケの立場で笑ってはいけない役だと思うんですが、コスメがこけるというかのた打ち回るようにドタバタしてるのでなかなか堪える方も大変だったと思います。

それくらい、オレノさんは毎日毎日笑わせてもらいました。やはり最初は目当ての役者以外のことは性格やキャラをあまり知らないので「ここは笑うところなのか?」と身構えてしまって固くなってたのかもしれません。でも観劇を続けるうちにカンパニー全体に愛着が沸いてきて、いろんなシーンで自然に笑えるようになりました。

演劇の形は色々あるので、これが正解というわけではないのかもしれませんが、普段観ているステージは知っている人ばかりが出ていてお決まりの流れや定番のネタをやることが多いものが多いので、観劇を通して2度目3度目の方が楽しいという舞台が久しぶりでした。

まあ、ジャニーズ舞台は観てる客に助けられすぎなんですよね。金は湯水のように使えますけどね。

 

 

・事実がもとになったストーリーについて

さて、この「スーベニア」~騒音の歌姫~というミュージカル(音楽劇?)ですが

三田さんも仰っていたとおり、実在した人物の話を基にしているというのがとても興味深かったです。

類稀なる奇跡の実話なことには変わりありませんが、作り物の夢物語ではないリアルな人間味がたくさんちりばめられていた気がします。とはいえもちろん舞台として脚色されているので、後付けのキャラクターもいるとは思うんですが(デュークなんてまさにそれ)ジェンキンスとコスメの年月の経過による気持ちの変化を考えるとまた別の感動がありました。

ジェンキンスは果たして自分の音痴に気づいていたのか?

史実の話では、自覚はあったという説もあるようです。この作品の筋立てとしては、基本的には超自信家で超ポジティブで気付いておらず、最後の「アヴェ・マリア」は静かな曲だったから客席の笑い声に気付いてしまった?というようなニュアンスだったように思えます。実際にもカーネギーホールでのコンサートの後、酷評されていた新聞記事を見てショックを受けていたようだ、とかなんとか。あくまでもジェンキンスを知る人たちの証言に基づく、ということらしいのでひとつの仮定ですが。

美香さんもカテコトークで言っていたように、このお話はみんなが出会ってから何十年もの時が流れるお話で、最初はよそよそしかったみんなが最後には家族のようになっています。だから登場人物の心情の変化も繊細で、ひとつひとつのシーンでも変化があるように思えました。

そのなが~いジェンキンスジェンキンスの仲間たちのお話をやるにしては3時間ちょいじゃ尺が足りない気もしましたが…実際公演時間はどんどん伸びて行ってましたしね。少し欲を言うならばセリフや立ち語りをもう少し減らして、デュークやタイラーにも何曲かメインのソロ曲が欲しかったかな。

 

 

・各楽曲について

今回の楽曲はどうやら後から急遽書き下ろされたものが多かったようでしたが、それでも素晴らしい曲が揃っていました。

カテコでも使われていたタイトル曲「スーベニア」

アカペラ版やダンス版があり、物語のキーソングとなっていた「クレイジー・リズム」

デューク・タイラー・ジャニスの「全部君しだい」

ミーシャの「夢をともに」

他にも何曲か既存の曲やオリジナル曲がありましたが、私が一番泣けたのはミーシャの「夢をともに」でした。歌詞が良いんです、そしてこのメロディも菊地さんに歌われるために誕生したんじゃないかってくらい菊地さんのカナリアのような美声と相まって、毎回泣いてました。

デュークも「全部君しだい」は回を増すごとに気持ちと熱がこもってきたみたいで、帝劇のルドルフか!ってくらいの迫力と声量で歌い上げていました。

途中からどの曲も拍手が沸き起こるようになっていて感動したのを覚えています。

いつまでも頭に残っているのは「クレイジー・リズム」と「スーベニア」でした。風呂の途中や寝る前に頭の中に流れてくるんですよね。観すぎなんですよね…(笑)

上記2曲はダンスもガッツリあって、見ていてとても楽しかったです。京本大我はとにかくクレイジーリズムでの腰のスイングが凄かった!ジャズダンスとかスイングみたいなものは普段のステージではあんまり見ないので新鮮だったけど、とにかく似合いすぎてました!

「わたしを 離さない あなたの『魅力』」で指で撃つところね、ここね。最高です。

「クレイジーリズム~ぅ~ぅ~ぅ~ぅ~」の振り向きも、たまらん。振付のことを書くと途端に文章がめちゃくちゃになりますがご了承ください(笑)言葉を知らないんです。

「スーベニア」でもデュークのソロパートの動きは初日と楽じゃかなり違うものになってたんじゃないでしょうか。最初は堅かったのがだんだんとアメリカンなオーバーな動作が増えてきて凄く良くなってました。

 

 

・完成された終盤~大阪公演、京本大我の演技力と成長、副座長挨拶

そして迎えた大阪公演、大千秋楽。

 東京の千秋楽では大我は泣きませんでした。

しかし、大阪の大千秋楽、2幕のジェンキンスとデュークのラストシーン。 

 

デューク「イエスです…(震え声)イエスです…!(震えながら泣きに)イエスイエス……!(顔がぐしゃっと)……イエスです!!(涙でぐしゃぐしゃの笑顔)」

 

俳優・京本大我を見た瞬間でした。

この日の京本大我はきっと一生想い出に残ると思いました。

泣きの演技はいままでも何度もやって来ていましたが、ちゃんと涙を流すっていうのは誰でも出来ることではないと思うんです。

千秋楽だから感極まって泣いてしまったのかもしれませんが、私は「これは計画的に溜めて溜めて、涙を流したんだ。最高の演技だ」と思いました。

こんな演技が出来るようになったのか、と、このシーンのあとの暗転と同時に涙が溢れて止まりませんでした。

そしてそれを裏付けるかの如く、カテコ挨拶では涙ぐむこともなく至ってきっちりしっかりとしてて凛々しくいつも通りの挨拶をして、三田さんのエスコートをこなして。

ひとりの男性として素晴らしい立ち姿でした。

 

最初はどうなるかまったく予想もつかない舞台でしたが、こんなに温かい舞台になるとは思いませんでした。

このスーベニアを通してちゃんと進化(深化)出来た京本大我も本当に凄いことだと思うんです。

シアターコクーンにジャニーズJr.という身でひとりで立ち、座長補佐としての役目をこなしたということは、きっと今後の大我の糧になることを信じています。

 

 

「スーベニア」~騒音の歌姫~

素晴らしい想い出をありがとう!

『エリザベート』~京本大我のルドルフと共演者(城田、井上、佐藤)~

2015年『エリザベート』帝国劇場

ざっくりとしたまとめというか感想というか京本ファンのポエムと言うか…(笑)

まあそんな感じのものを一つ前のブログに書きました。

今回は京本ルドルフのと各キャストとの絡みについてです。

全キャストについてと言うわけではありませんが、絡みの多かったキャストや個人的に気になったシーンなどについて書いてみようと思います。

 

 

・城田トート

エリザベート発表時も含め最近はそれほどではなかったんですが、正直最初は過去の偏見がありました。

物凄い私情ですがKAT-TUNと仁亀が好きでその道を歩んできた私にとってはやはりその頃のイメージが強かったのですが(割愛します…(笑)

最近は色々なミュージカルやドラマや映画で活躍されていて、メディアで目にする機会も多かったんですが、いかんせん大我が自分のソロ曲で赤西君の曲をバンバンカバーするくらい赤西君が尊先だったこともあり「しろたんとキスするのかよ…マジかよ…www」と、よく分からない面白さが先に来てしまいました。

しかしとにかく身長が高い…!お顔も綺麗な方なのでビジュアルは流石!圧巻!と言う感じでした。

でもどうしてもそんな城田さんと並ぶとその体格差から、大我が小鹿ちゃんとか兎とか言われてしまって…(あれでも大我は一応身長174センチくらいなので事務所内では中の上の方なんですが)

特に『闇が広がる』で、ルドルフが尻餅をついて後ずさりするシーンでは、トートが覆い被さるように追い詰めてくるのですが、ここの城田さんはバン!バン!と足を踏み鳴らして迫ってくるので(カエルジャンプみたいry)とにかく迫力と勢いが凄いです。勢いが付き過ぎてて額ぶつけるんじゃないかと冷や冷やしました (笑)

この美しい二人が帝劇のセンターを割って背中合わせになり客席へ手を伸ばす光景はジャニヲタとしてはとてもゾクゾクしました。

中盤から大我の演技が変化しはじめ、拳銃に対して怯えたり狂乱したりする演技が入り始めた時に、城田さんはゆったりとしゃがんで拳銃を低い位置で差し伸べていました。こういうところが大蛇みたいで…。

キスシーンは身長差が凄いので若干やりづらそう且つ時間も短めだったような気がしますが、大我も一応ブーツを履いていたのでそんなに背伸びしていた印象は無かったきような…?ビジュアルの印象でそう見えてしまいがちだったのかもしれません。

で、でもね…大我が演じたルドルフ像はともかく、素の京本大我は兎ちゃんとか小鹿ちゃんではなくて、狼なんです白虎なんです!野獣なんです!あの顔で!(全然関係ない話に逸れてすみません)

 

・井上トート

お噂はかねがね聞いていました。ミュージカル界のプリンス!

あとはやはり二十歳で鮮烈なルドルフデビューしたということもあり、少し今回の大我に重なるところもありました。もちろん一緒に歌うシーンもあるということだったので、始まる前から一番意識していたのは芳雄さんかもしれません。

芳雄トートはひとつひとつの所作がとても綺麗で、それとシシィに対する表情の変化がとても人間味があって…拗ねたり嫉妬したりと、ちょっと可愛いんですよね(笑)

そういう部分は闇が広がるのトートとルドルフの掛け合いでも出てきていて、凄まじい迫力で襲い掛かってくる城田トートとは打って変わって誘うようにセクシーに迫ってきます。指先使いが綺麗なので触れてはいないのに空気ごとルドルフを死に誘っているように見えました。

特に公演の後半戦に差し掛かった辺りから、マイヤーリンクのキスシーンがどんどん濃厚になり…とはいえ、もともと最初の頃から城田さんよりは時間も長かったのですが(笑)

終盤、両者のトートとルドルフが固まってきた頃には、キスをした後に余韻を残すように鼻先をつき合わせて見つめ合うようになっていました。

…まあこれが、凄いのなんのって…。

キスをして見つめ合いながら、芳雄さんが大我の頬から首筋、そして胸元からお腹の辺りまでススーッと撫で下ろすですが、エロかった…端的な感想ですいませんwww

「(あれ、絶対触ってる…)」って思いながら毎回双眼鏡を握り締めていました!!!

まるでルドルフの恋人にも似たような動作で死へ誘う芳雄トートは妖艶でいつもドキドキさせてくれました。

それから、歌に関して言えば京本ルドルフとはとても相性が良かったように思います。闇広のサビとかでもお互いの声がちゃんと両方聞こえて、ふたりとも難なく高音を出してくるのでスカッとするんですよね(笑)

 

・佐藤フランツ

大我がルドルフに決まった時に他のキャストを見た時は、正直全く存じ上げない方で、舞台が好きな友人に「どんな人?」と聞いたところ「タイタニックに出てたよ」と言われ…まあ、全然分かりませんでしたw

が!!!今回のエリザベートで観させて頂いて、一番好きになりました!!!

プレビュー公演が佐藤さんのフランツだったんですが、伸びのあるブレない美声に圧倒さえ増した。一目惚れならぬ一声惚れ。

私はエリザベートはコレが初めてだったので、いわゆるフランツ像的なものはあまり分からなかったのですが、公演が始まる前も始まってからもシュガーフランツはくまさんみたい、と良く言われていました(笑)

でも一応ご本人の年齢が若いとは言えお父さん役にあたる方なので、これくらい恰幅が良くても別に全然良いし、むしろ涼しげな目元と優しそうな顔がとてもおおらかさが出ていて、平和を強く願っている皇帝だなあと感じました。

古川さんや佐藤さん経由で知った情報としては、楽屋でも仲良く遊んでいただいてたみたいで…本当に…大我は本当に年上のお兄ちゃんが大好きなのでありがたい限りです。

勘ですが、多分本当に大好きなタイプだと思います(笑)

 

 

 

3人でも結構長くなってしまいました…

続きはまた次回!(いつ書き終わるんだか…)

京本大我『エリザベート』を経て

楽しい時間が過ぎるのは早いもの、

ミュージカル『エリザベート』2015年は8/26に幕を閉じました。

約3ヶ月という長丁場、本当に始まる前はどうなることかと思っていましたが、

過ぎてしまえばあっという間の出来事でした。

 

ジャニーズJr.京本大我が『エリザベート』に出演する……

私も所詮ただのジャニヲタです。

なんとなく「凄い!」ということは分かったものの、この作品で『ルドルフ』を演じることの本当の凄さを全然分かってはいませんでした。

ジャニーズのコンサートや舞台はバカみたいに行っていましたが

宝塚やミュージカルなど、ジャニーズ以外の舞台も何度か幅広い舞台をすべて網羅しているわけではなく、

しっかり3ヶ月に渡って東宝ミュージカルに通うというのは初めての経験でした。

 

始まってみればそれは予想を遥かに凌駕した素晴らしい世界に一目で引き込まれてしまいました。

多くの人に長く愛し続けられてきたミュージカルだという理由がすぐに分かりました。

そしてやはり、その世界観の中で大我が開演までにここまで仕上げてきたことが純粋に嬉しかった!

いちファンに稽古の状況なんて所詮分からないし、しかもジャニーズと言うことで尚更、ツイッターに近況報告が上がるわけでも動画や画像で紹介されることがないのも分かっていました。

贔屓目でいくらJr.内では凄いほうだとフィルターをかけていても、正直幕が開くその瞬間まで「始まってしまったら周りの物凄い人たちに足元にも及ばず叩かれまくるのではないか…」という思いで気が気じゃありませんでした。

前評判や不安を吹き飛ばすようなステージを見せてくれました。きっとまだまだ及第点かもしれない、それでも予想以上の衝撃でした。ファンをやってきた者にとってもそう感じたのです。

そして何より、

帝劇のセンターに立ち「闇が広がる」で拳を掲げる京本大我のその顔は、

長い稽古の中でしっかりと培ってきたものをやっとお客さんに見せる事が出来た!というような顔をしていたようにも見えました。

きっと相当努力して練習したその歌声を、これでもか!と。

 

途中、体調不良で休演をしてしまうトラブルもありました。

当日私は観劇をしていたのですが、本当にただただ怖かった記憶しかありません。

何か悪い病気にでもなったのか、それとも彼の中で何が起きたのか、考えても答えは出ないのに考えてしまって…

当たり前のことなんですが、本人がどれだけ辛かったり体調が悪いからといっても私たちが変わって舞台に立てるわけではないので、何事も無く復帰してくれることを祈ることしか出来ませんでした。

実際は、ダブルキャストの古川さんが急遽代役を務めることが出来て事なきを得ましたが、古川さんだっていつでもすぐ来れるとは限りません。

復帰当日、まだ全快ではないのがやはり分かってしまいました。だから感想がほとんど書けませんでした。

でもそういう、1日穴を開けてしまったことや、その日しか観に来ることができなかったかもしれないお客さんに対する申し訳なさとうのは、多分大我が一番良く分かってたんじゃないでしょうか。

だからこそ、一日でも早く舞台に戻ってきてくれたのではないかなとも思うのです。

もちろん大事になったら元も子も無いので無理はして欲しくなかったのですが、

大我が自分なりに出した答えは「お客さんの前に立つ」だったということです。

 

そして復帰してからが、とにかく凄かった!

ここからはファンの贔屓目は重々承知なんですが…(笑)

最初は緩やかなペースではあったものの徐々に調子を取り戻し、1日1日、演じるたびに魅力が増していくように思えました。

得意なダンスはもちろん、表情や仕草がめくるめくように進化して行き、

そして何よりその歌声。

「闇が広がる」では城田さんや井上さんとのデュエットです。

当然お二方ともベテランで声量も歌唱力も凄い。

それでもしっかり大我の声が響いて聞こえてくることが一番嬉しかったです。

「僕はママの鏡だから」を最初に聞いたときは率直にこの譜面わけが分からない…(笑)と思いました。

プレビュー公演を観る前に井上さんの歌った動画を何度も聞いたのですが、何度聞いても入りが掴めない。音程を掴むのもリズムを掴むのもこれは相当難しい曲なことに間違いはありませんでした。

当の大我の歌声を聞いてもまったく正解が分からなかったのですが、これも復帰後に見る見る成長していったように感じました。

8月の中盤ごろにはもうアドリブも入れたりし始めて、何度聞いても楽しかったのを覚えています。

 

劇中では上記の2曲がルドルフの代表曲となっていますが、

私が一番好きだったパートは「独立運動」カフェのシーンでの「ハプスブルクの崩壊防ぐため、独立運動と手を結ぶ必要があるのだ」このパートです。

音域があっているのかとても伸びのあるビブラートが聞けたし、演技をしながらの歌唱シーンということもあってよりミュージカルらしい魅力があったのかと思います。

実際いくつもそういう感想を見かけたので、もしかしたら京本ルドルフはこのシーンが隠れたベストシーンなのかもしれません。

 

他にも魅力を書き記したいシーンはたくさんあるんですが(特にトートフランツやエルマー、アンサンブルの方々との絡みなど)

語りきれないので割愛します…(笑)

 

そして迎えた千秋楽8/25(大千秋楽は8/26でした)

カーテンコールにて来年2016年の再演も発表されました。

千秋楽が終わり、キャスト・スタッフの皆さんは打ち上げまで終わり(笑)

いち観客の私はというと…全然終わった気がしません!!!

とにかくこの『エリザベート』でルドルフ役を演じる京本大我を見て感じたことは、ただひとつ

こんな素晴らしいモノを、これで終わらせては勿体無い、これから伝説を作っていくんだ、と

自らの手で革命を起こすのも道を切り開くのもきっと簡単なものではないかもしれませんが、この東宝エリザベート15年間、誰一人として現役ジャニーズタレントが出演したことはなっかたのに、

そこにオーディションで選ばれたこと、そしてやり遂げたこと、それこそが既にキセキの始まりなのでは無いでしょうか。

と、まあ大それたことを言っていますが…(笑)

大我には変な枠には絶対にとらわれずに新しい道を切り開いていって欲しいと思っています。

 

ジャニーズの常識を変える。

 

京本大我はそれが出来る人だと信じています。